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Googleコアアルゴリズム 2019年3月変更
以前に、2018年8月1日のGoogleコアアルゴリズムアップデートについてご紹介させて頂きました。また、2019年3月12日にコアアルゴリズムが変更されたので、そのご報告をさせて頂きます。
今回も、歯科医院をはじめとする医療系サイトでの変動が目立ちましたが、2019年3月~4月の動きは業種を問わず、広範に影響がありました。2018年と違うのは、Google関係で別の事情が加わっていたことです。
その内の1つは、前回の記事「2019年3月GoogleMap変更と歯科の対応」です。こちらは、今後数年間のトレンドにも変化があったと予測しております。歯科医院様におかれましては、是非、GoogleMap施策(MEO対策)を強化されることをおススメ致します。
そしてもう1つは、Googleの技術的な問題で、日本時間の4月5日~8日にかけて、一部サイトがGoogleのインデックスから消えてしまうというトラブルが発生した件です。Googleの説明では、サイト側は何もせずとも、既に復旧しているとの発表がありました。
ところが、「〇〇市 歯医者」で検索した時、もともとはサイトのトップページが検索候補に表示されていたのに、コンテンツが少ない下層ページが検索候補に表示されるようになった。そして、順位が大幅に下がってしまったというお話をこの頃耳にしました。
このような問題が万が一生じた際には、GoogleSearchConsole上での操作が必要になります。
もしも、「最近、ホームページからの集客が落ちた気がする」とお感じの場合、上記のGoogleコアアルゴリズムアップデート、GoogleMapの仕様変更、Googleインデックストラブルが関係していると思われます。
少しでも不安点ございましたら、どうぞお気軽にご相談下さい。
また、より一層地域に根差した歯科治療をすることも、新患獲得には大切なことです。そのため、当社では訪問歯科をスタートするお手伝いもさせて頂いております。併せて「訪問歯科コンサルティング」もご覧になって下さい。
2019年3月GoogleMap変更と歯科の対応
前々回の記事、GoogleMap最適化(MEO対策)と歯科集患にて、MEO対策の重要性についてご説明させて頂きました。
そして、ちょうど2019年3月6日、Googleから「日本のGoogleマップを刷新する」という重要な予告がありましたので、あらためてご案内させて頂きます。
実際に変更が実施されたのは3月22日の晩でした。現在のところ、「庭が道路になっていた」、「経路案内で、車が通れない道を案内された」など、表記の不具合が多数報告され、GoogleMapは劣化したと評価されています。
なぜ、そのような事態に陥っているかというと、ゼンリン社との契約を解消し、まだデータが不十分なGoogle自前の地図へ切り替えたからです。
一時的な混乱を犯してまでも、今回の変更に踏み切ったのは、それだけGoogle社が本気で、自前の地図機能を強化したがっているからに他なりません。
実際、数ヶ月以内には、「〇〇レストラン△△店を右折」といったランドマークを用いた徒歩ナビゲーション機能や、オフラインマップ機能が追加される予定です。
Google社の地図は、ユーザーからのフィードバック情報と機械学習(AI)精度の向上によって育成されていきます。そのため、GoogleMapからローカルガイドとして、情報を求められる機会はますます増えていくでしょう。
それでは、歯科医院、訪問歯科では、どのような対策が求められるのでしょうか?
- Googleマイビジネスへ登録する
- 登録情報を充実させる
- 写真掲載を増やす
- 投稿機能を活用する
- 口コミ投稿を促す
といったGoogleマイビジネスの基本機能を忠実に活用することが大切です。
なぜなら、GoogleMapの機能強化を推進するのもGoogleなら、検索順位を決めるのもGoogleだからです。SEO対策と相互に連動する一面は期待されるでしょう。
そしてまた、GoogleMapへ口コミ投稿を書く習慣が、今よりも日本国民に定着していくことが予想されます。もしも、貴院に良いレビューが複数投稿されていたら、それが更なる良いレビューを増やす効果にもなりますし、誹謗中傷対策にもつながります。
「ホームページのSEO対策とGoogleMap対策で、新規集患を増やしたい。」
そのようなご要望がございましたら、どうぞお気軽にご一報下さい。
歯科医院名が検索で表示されない
2017年末からご相談が始まり、次第に増えている問題があります。
それは、GoogleやYahooで歯科医院名を検索した時に、1ページ目に表示されなくなってしまうという問題です。悪化すると、100位にさえ入らなくなるケースもあります。
新患WEB集客をしてこられた、立地の悪い歯医者さんでは、深刻な問題です。また、そうでなくても、既存のお客様への配慮という意味でもご迷惑をかけてしまいます。
比較的ホームページには力を入れてきたのに、なぜ、急にそのようなことになってしまったのか?
近隣の歯科医院はこれまで通り表示されているのに、なぜ、自医院だけが表示されなくなってしまったのだろうか?
Googleアルゴリズムが変わった影響だと聞くが、何だかよくわからない。
そのようなご相談が弊社には来ています。また、同様のお悩みがGoogleの質問スレッド上にも発見できます。この問題は、歯科医院様だけではなく、ホワイトニング関係の会社やクリニック、接骨院、整体院など、健康分野を中心に見受けられます。
インターネット上の情報も、被害報告が中心で対応策に関しては、まだまだ十分に掲載されていません。ある時からたった数日間で急に検索で表示されなくなったという方が多いので、現在、問題ない歯科医院様も情報として認識しておられた方が無難かと思われます。
もしも、そのような状況になった場合、疑うべきポイントとしましては、
- 他のサイトからコンテンツをコピーされてしまっている。
- 問題のあるサイトに自院へのリンクが貼られている。
- サイト内に重複した文章、メタタグ(検索した時に表示されるタイトル、説明文、キーワード)がある。
- GoogleSearchConsol上にエラーが出ている。
- 内部リンクに自院名だけのリンクがない。
このようなポイントを確認すると、対応策が見えてくると思います。
WEB集患、院内備品、訪問歯科の始め方などのご相談がございましたら、フォームよりお気軽にご一報下さい。
GoogleMap最適化(MEO対策)と歯科集患
前回の記事、歯科WEB集客とGoogleアルゴリズム変更にあるように、2018年8月1日、Googleコアアルゴリズムが変更されました。これまで検索結果の上位にあった歯科医院などの医療・健康分野のサイトが、急に検索圏外に落ちるといった問題が各地で発生しています。
その回復に向けたSEO対策も実施しておりますが、もう一つ注目すべき集患手法があります。それは、GoogleMap最適化(MEO対策)です。
ご存知の通り、Googleにて「歯医者」と検索すると、最初にリスティング広告が表示され、次にGoogleMap、その下に検索結果1位のサイトが表示されます。
更に、通常の検索結果に比べ、GoogleMapには地図、住所、電話番号、口コミ評価の星まで表示され、目立ちます。つまり、SEO対策よりもMEO対策の方が強力だとも言えるわけです。
そして、他産業に比べ、歯科医院はまだまだMEO対策が手薄であるため、通常のSEO対策に比べ、ライバルが少ないという点も魅力の1つです。
それでは、どうすれば、GoogleMapで上位表示されるのでしょうか?
順位決定要素として重視されるのは、
- 場所の近さ
- GoogleMapに登録する情報量の多さ
- インターネット上でどれだけ話題に上っているか
- 口コミ評価の高さ
- 口コミ評価の投票数
などが挙げられます。
1つ目の「場所の近さ」に関しては、開業後は簡単に変えることができませんので、それ以外の項目に対処していきます。
「GoogleMapに登録する情報量の多さ」につきましては、Googleがあらかじめ入力欄を用意している、住所、電話番号、診療曜日、診療時間、ホームページのURLなどの情報、そして写真を登録していきます。
「インターネット上でどれだけ話題に上がっているか」は、自院あるいは患者さんのブログやSNSで取り上げられている回数や頻度のことを意味します。
そのため、オフィシャルサイトにSNSでシェアされやすい工夫を施すこと、そしてシェアしたくなる有意義な情報を掲載することが大切です。
「口コミ評価の高さ・投票数」は、歯科医師、歯科衛生士、受付スタッフのご対応、外観のディスプレイ、院内の清潔感といったことがもちろん重要です。
そして、盲点になりやすいのが、患者様にとっては気になる、次のような備品や消耗品です。例えば、診察券の質、店内掲示物やリーフレットなどの充実、ノロウィルスやインフルエンザ対策への気配り、荷物置き場の工夫といった心配りで差がつきます。
GoogleMap対策にも有効な、歯科医院様のWEB集患、印刷物・備品の制作など、オールインワン対応でご相談頂けます。是非、お気軽にご相談下さい。
歯科WEB集客とGoogleアルゴリズム変更
2018年8月1日に、またまたGoogleのアルゴリズム変更がありました。そして、今回も歯科医院様をはじめとする医療関係のホームページが打撃を受けています。
クリニック、整骨院、鍼灸、整体マッサージ、薬局など、影響の範囲は広範に渡りました。
振り返れば、医療関係のホームページ事情が一変したのは、2016年12月のウェルク事件が端を発しています。IT企業大手DeNA(東京都渋谷区)が運営する医療情報サイト「WELQ(ウェルク)」が、大量に掲載していた信憑性のない記事が社会問題になったあの騒動です。
Googleが日本特有のアルゴリズム変更を加えている本来の目的は、このような信憑性がないキュレーションサイトやアフィリエイトサイトを排除し、患者様を被害から守ることです。しかしながら、まじめに運営されている歯医者さんの足まで引っ張ってしまっているのが現状です。
今回のGoogleコアアルゴリズム・アップデートにいたっては、歯科の先生が監修どころか、直接記事を執筆している信頼感のあるサイトでさえ影響を受けています。具体的には、「地名+歯科」や「地名+歯医者」でGoogle検索の1ページ目、つまり10位以内を長いことキープしていたホームページが、急に検索圏外に転落してしまったという事態もおこっています。
かといって、悲観的になり過ぎる必要もないと考えています。実際、今回最も被害報告を耳にした整骨院・整体院の中から、圏外から3週間で10位以内に復活できたサイトも既に出ています。
もちろん、SEO対策の修正も施していますが、患者様からの声や閲覧時間の長さなど、日頃の患者様との接点が復活の決めてになっています。今こそ、現実でも顧客接点、地域接点を増やし、WEB集患との相乗効果を高めていくべき時なのです。実は、キュレーションサイトやアフィリエイトサイトが減った分、むしろ以前より効果を発揮しやすい状況だとも言えます。
そこで、弊社においては、今後更にニーズが高まっていくであろう、訪問歯科治療部門の新設をお勧めしております。スムーズに始められるように、全面的なサポート体制を整えております。ご質問や資料請求はフォームよりお気軽にお声がけ下さい。